「すべて君のため」



イラストレーション／甘井ヤドラキ　本文／春日希望

カバー／フルカラー
表紙／１色刷り
カラー口絵

B6判116頁




サードインパクトの記憶も遠くなった、西暦2022年。

国連特務機関ネルフは解体され、
エヴァの呪縛から解き放たれたアスカ、シンジ、レイ、カヲルは、
それぞれの進むべき道を見つけ、何事も無く日常を過ごしていた。

しかし、そこへ突如現れる謎の物体“黒き十字架”

それらを巡り、再結成されるネルフ。再就役するエヴァンゲリオン。
人類は果たして生き延びることができるのか？

そして適格者たちの運命は？


著者の蛇足と戯言

大人になったアスカやシンジたちが
どういう風にその後の生活を送っているのかな？　というのがきっかけでした。
大学生になって世界で活躍するアスカやシンジたちを書くのは楽しかったです。

ですが、彼等は適格者でやはり本当に自由ではありません。
そのあたりのジレンマが主題と言えば主題です。

ですからこれで本当に自由になれたらな、と強く感じながらの執筆でした。